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どうして歯医者さんでレントゲンを撮るの? 〜目的と被ばく量について〜
年が明け、寒さも一段と厳しくなってきましたが、変わらずお過ごしでしょうか。
私は年末年始、家族で実家のある東北へ行ってきて、私の地元で盛んなスケートを息子が初挑戦したり、文字を読めるようになってきた息子と、郷土かるたを楽しんだり、家族で書き初めを行ったりして、たっぷりお正月を満喫してきました❄️
さて、今回のスタッフブログではレントゲンについてお話します。
レントゲンを撮影した事があるという方も多くいらっしゃるのではないのでしょうか?
今回は
・レントゲンの原理
・歯科医院で使用されるレントゲンについて
・歯科医院でレントゲンを撮ることで分かること
・歯科医院のレントゲン撮影での被ばく量
についてお話します。
まずレントゲンの原理ですが、
X線照射装置からX線が放出され、体を通過します。X線の透過率の違いにより、X線が通過した部分は黒く、通過しない部分は白く映ります。
歯科のレントゲンで白く映るものとしては、
歯牙、骨、薬剤や金属などの人工物があります。
また、歯科レントゲンで黒く映るものとしては、
皮膚、筋肉、脂肪があります。
このコントラストの違いを映しだしたのがレントゲンの画像です。
次に当院で使用しているレントゲンの種類と、それぞれのレントゲンを撮ることで分かることをまとめてお話します。
①パノラマ
口腔内全体の状態を1枚の画像に撮影することが出来ます。
大まかな歯や骨の中の異常、下顎の中を通っている太い神経の位置を知ることなどができます。
そのため、顎の中に埋まっている親知らずの生え方や抜歯の必要性、歯周病や虫歯の進行具合、顎関節の状態や乳歯の下にある永久歯の過不足など、たくさんの情報を得ることができます。
②デンタル
先程説明したパノラマは、1枚で全体を見ることが出来ますが、立体的な口の中を平面に映し出しているため、どうしても重なり合ってしまっている所、鮮明に映し出されていない所があります。
このデンタルは、全体を一度に映し出すことは出来ないものの、数本の歯(大体3〜4本)とその周囲を詳細に撮影することが可能なレントゲンです。
虫歯や歯周病、歯を支えている歯槽骨の中などの細部の状況を確認することが出来ます。
③CT
先程説明したパノラマ、デンタルはどちらも平面的(2D)な画像ですが、こちらのCTは数十秒の撮影時間で、歯や顎の骨の状態を立体的(3D)に把握する事ができます。
親知らずの抜歯やインプラントなどの外科処置を行う際に撮影する事があります。
④セファロ
頭部全体を側方・正面・頭頂方向から撮影する事ができます。
主に、矯正治療の診断や治療計画をするうえで必要です。
撮影する事で、噛み合わせの状態や顎の位置、気道の状態などを把握する事ができます。
最後にレントゲン撮影での被ばく量についてです。
『レントゲン』と聞くと放射線の被ばくが気になる方もいらっしゃると思います。
しかし、歯科で扱うレントゲンでの被ばく量はごく微量であり、子どもから大人まで安心と言われています。
意外かもしれませんが、私たちは日々生活している中でも食物や紫外線などから自然に被ばくしています。
日本の場合、自然由来の放射性物質から受ける内部被ばくは1年平均で約2.1 msv(ミリシーベルト)程だと言われています。
ちなみに、レントゲンでの被ばく量は
・パノラマで約0.03 msv
・デンタルで約0.01 msv です。
比較してみると歯科医院でのレントゲン被ばく量が極めて少ないということがわかると思います。
人体に影響を及ぼすレベルには程遠いのでご安心ください。
当院では、初診時の他、定期的に来院されている方でも年1回を目安にレントゲンの撮影を行い、変化がないかを確認しております。
レントゲン写真から得られる情報は歯科治療において不可欠なものです。
患者さんに安心・安全な治療を受けていただくためにもとても重要な資料になりますが、少しでも不安に感じる場合は遠慮なくスタッフまでご相談ください☺️
長文になりましたが、最後に
改めまして、本年もよろしくお願いいたします🌈
昆野





